レッズ主砲ボット、7戦9本塁打の大爆発 37歳以上ではボンズに並ぶ7戦連発
レッズの主砲ボットがメッツ戦で21号、7戦連発はMLB史上8人目
■レッズ 6ー2 メッツ(日本時間31日・ニューヨーク)
レッズの主砲ジョーイ・ボット内野手が30日(日本時間31日)、敵地でのメッツ戦で21号ソロを放ち、チームの勝利に貢献した。24日(同25日)のカージナルス戦からの7戦連発。カナダのスポーツ専門チャンネル「TSN」の記録分析部門「Stats Centre」によると、MLB史上8人目でナ・リーグでは史上3人目。7戦9発と打ちまくっている。
ボットは1点リードの6回先頭で、バックスクリーンへの豪快なアーチ。「ESPN Stats & Info」の情報では、37歳以上の選手が7試合連続で本塁打を放つのは、バリー・ボンズと並んで最多となった。MLB公式ツイッターが21号の瞬間を動画で公開すると、ファンからは「なんてことだ」「とても印象深い。ボットが歴史を作っている」などと驚きの声が寄せられた。
ボットといえば、“退場”を巡って話題に。6月19日(同20日)のパドレス戦のこと。ハーフスイング判定に抗議して初回に退場になった際、その日に人生で初めてMLBを現地観戦していた6歳の少女アビゲイルちゃんは泣きべそをかいた。それを知ったボットは、球団を通じて手書きメッセージ入りボールを贈り、翌日の試合に招待。少女との対面も果たした“神対応”は、多くのファンから好感を得ていた。
今月10日(同11日)のブルワーズ戦でもスイングを巡って退場になっていたが、グラウンドに立ち続けさえすれば至極頼りになる主砲。歴史的なアーチ量産に、きっとアビゲイルちゃんも大はしゃぎしているはずだ。