「なおエ」脱却へ希望の光 エンゼルス新星、空振り必至の魔球が「地獄のレインボー」

アスレチックス戦に先発したエンゼルスのリード・デトマーズ【写真:AP】
アスレチックス戦に先発したエンゼルスのリード・デトマーズ【写真:AP】

メジャー初登板初先発のデトマーズが見せた飛び道具にびっくり

■アスレチックス 8ー3 エンゼルス(日本時間2日・アナハイム)

 エンゼルスの新人左腕リード・デトマーズ投手の投げるカーブがファンの注目を集めている。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が「ゴージャスなカーブボール」とツイッターで紹介すると、ファンからは「地獄のレインボー」「この子はエグい」「本当にセクシー」と畏敬の念がこもったコメントが寄せられた。

 デトマーズは1日(日本時間2日)のアスレチックス戦にメジャー初登板初先発、5回を被安打6、6失点を喫し敗戦投手となった。ただその中でも光っていたのがカーブ。大きな弧を描き、打者は待ちきれずに空振りを繰り返す。早くも「ジトのようだ」と、かつて絶品カーブの使い手として鳴らしたバリー・ジト(元アスレチックス)と比べるコメントもあった。

「ショウヘイのスプリット、リードのカーブ、サンディのチェンジアップ。エンゼルスのエグい球たち」「ある球にこんなに早く恋をしたのは、ショウヘイのスプリットを初めて見たとき以来だ」と、大谷翔平投手が武器にする高速スプリットになぞらえる声も出ていた。

【動画】打者にとっては「地獄のレインボー」 空振りするしかないデトマーズの魔球

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