なぜ澤村拓一はイニング途中で起用される? 指揮官は絶大な信頼「彼が良いからだよ(笑)」
1点を勝ち越された5回無死二塁の場面で2番手として登板、1回を無安打無失点
■タイガース 4ー2 Rソックス(日本時間4日・デトロイト)
レッドソックスの澤村拓一投手は3日(日本時間4日)、敵地タイガース戦に5回途中からリリーフ登板。無死二塁の場面も後続を打ち取り、1イニングを無安打無失点に抑えた。試合後、アレックス・コーラ監督は、イニング途中での起用を問われ「なぜなら彼が良いからだよ」と絶大な信頼を口にした。
澤村は厳しい状況でも冷静に打者を仕留めた。1点を勝ち越された5回無死二塁の場面で2番手として登板。まずはスクープを空振り三振、次打者グロスマンには四球を与えたが、カブレラを遊ゴロ併殺に抑える好救援を見せた。
走者を置いた場面のイニング途中で起用が多くなっている澤村について、コーラ監督は「なぜなら彼が良いからだよ(笑)。シーズンを通してずっと良いからね。私たちはダメージを最小限に抑えようとした。それだけを望んでいる」と説明。
結果的には試合は2-4で敗れる形となったが、「今日はブルペンが少し手薄だと感じていたから。アグレッシブにいって、点差を広げられず打線の援護を待とうと思った」と、最少失点で食い止めるための起用だったことを明かしていた。
(Full-Count編集部)