前田健太、粘りに粘った約1か月ぶり5勝目に安堵「何とか勝ちたいという気持ち」
「モチベーションを保ちながらチームのために投げていきたい」
■ツインズ 7ー5 アストロズ(日本時間9日・ヒューストン)
ツインズの前田健太投手は8日(日本時間9日)、敵地のアストロズ戦で5回6安打3失点と好投し、今季5勝目を挙げた。約1か月ぶりの白星に「何とか勝ちたいという気持ちを持ち続けながらリードを守ろうと思った」と振り返った。
初回は不運な安打もあり先取点を許したが2回、3回は無失点。4回も相手のチャレンジで判定が覆りセーフとなり、得点を認められるなど前田にとっては苦しい投球が続いた。それでも5回3失点と粘りの投球を見せ味方の援護もあり7月4日(同5日)の敵地・ロイヤルズ戦以来35日ぶりの勝ち星を挙げた。
試合後は「自分のいいリズムで投げられなかったがチームが勝つことができて、勝ちをつけてもらったので良かった」と安堵の表情を見せた。
ここ数試合は守備のミス、打ち取った打球も安打になる場面もあり「ここ最近の内容は悪くなかった。ずっと良い投球しても勝てない。今年はそういう流れなのかなと、中々上手くいかない1年になってる」と苦笑い。それでも「我慢の1年になっている、諦めずに戦っていくことが大事。気持ちを切らさず、モチベーションを保ちながらチームのために投げていきたい」と前を向いていた。
(Full-Count編集部)