将来は侍ジャパンの脅威に? 20歳右腕が台湾新記録の初回先頭から8者連続K&プロ初勝利
味全ドラゴンズの徐若熙が初回から8者連続三振
味全ドラゴンズ・徐若熙投手が8日の富邦ガーディアンズ戦に先発し、台湾プロ野球新記録となる初回先頭打者から8者連続三振を達成。5回2安打1失点、12奪三振の好投でプロ初勝利をマークした。
注目の若手右腕が衝撃の奪三振ショーを演じた。徐若熙は初回の先頭・王正棠から8者連続三振をマーク。3回2死から9番・林宥穎に四球を与え記録は途切れたが、その後も要所で三振を奪い計12奪三振の快投を見せた。
2019年の台湾プロ野球ドラフト会議で味全から1巡目全体6位で指名。だが、昨季は右肘を手術し1軍での登板はなかった。それでも今年3月17日のデビュー戦となった中信兄弟戦では4回2死まで投げ11アウトの全てを三振で奪う衝撃デビューを果たしていた。
今季はここまで13試合に登板し1勝5敗、防御率2.29。51イニングを投げ70奪三振で奪三振率12.6と驚異の数値を誇っている。
また、この試合では4点リードの9回に3番手として田澤純一が登板。1回無安打無失点の好投で徐若熙にプロ初白星を届けた。