米ドラ1破談→日本球界? 鷹スチュワートが160キロ右腕に助言「僕の話を聞かせたい」
スチュワートJr.は米ドラフト1巡目指名されながら契約破談、ホークス入りした
7月のMLBドラフトでメッツから1巡目指名されながら契約破談となったクマー・ロッカー投手。日本球界入りの可能性も指摘される中、ソフトバンクのカーター・スチュワート・ジュニア投手がロッカーへアドバイスを送った。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えている。
スチュワートJr.は2018年ドラフト1巡目(全体8位)でブレーブスから指名されたが、身体検査で手首に問題があるとされた。契約せずに2019年5月にソフトバンク入り。今季、待望の1軍デビューを果たし、日本球界で飛躍のチャンスを目指しているスチュワートJr.だが、まずは同じように身体検査で契約を阻まれた右腕を思いやった。
「メッツが何を知ったのか。それについて僕としてはもう少し情報を知りたい。キャリアを通じて圧倒的な投球をしているロッカーのような選手が契約を結べないなんて、とても違和感がある。ロッカーには僕の話を聞かせてあげたいし、『これからのことは大丈夫だから』と言いたいね」
スチュワートJr.もロッカーもスコット・ボラス氏が代理人を務めている。両投手ともドラフト前に身体検査を受けたが、異常はなかったと伝えられている。スチュワートJr.は当時を「自分の体に特に問題は感じていないのに、怪我していると誰かに言われる。それは辛いことだよ。彼ら(2018年にスチュワートを指名したブレーブス)がなぜその決断に至ったのか、いつも疑問に思っていたんだ」と振り返っている。
スチュワートJr.と同じように日本球界へ活躍の場を求めるのか。大卒の即戦力と期待される最速160キロ右腕の去就に注目が集まる。
(Full-Count編集部)