日ハム公文、平沼と西武木村、佐藤のトレード成立 シーズン中の同一リーグでは異例

西武・木村文紀、日本ハム・公文克彦、平沼翔太、西武・佐藤龍世(左上から時計回り)【写真:荒川祐史、石川加奈子】
西武・木村文紀、日本ハム・公文克彦、平沼翔太、西武・佐藤龍世(左上から時計回り)【写真:荒川祐史、石川加奈子】

日本ハムは打線、西武は救援左腕が補強ポイント

 日本ハムの公文克彦投手、平沼翔太内野手と西武の木村文紀外野手、佐藤龍世内野手の交換トレードが成立した。12日、両球団から発表された。打線強化を目指す日本ハムと左のリリーバーが手薄だった西武の補強ポイントが合致。シーズン中の同一リーグでは異例のトレードとなった。

 中継ぎ左腕の公文は2016年オフに日本ハムへ移籍。2019年には自己最多61試合登板した。2013年の初登板から2020年途中まで182試合連続無敗を記録。敦賀気比時代の2015年に選抜優勝投手となった平沼は日本ハム入団後に野手に専念。遊撃だけでなく、二塁、三塁と幅広く守れる守備力が魅力だ。

 木村は2006年高校生ドラフト1巡目で投手として入団し、2012年に外野手に転向。2014、2019年に10本塁打を記録し、通算39本塁打をマークしている。2019年には自己最多130試合出場してリーグ連覇に貢献した。佐藤は2018年ドラフト7位で西武入りし、パンチ力のある打撃が売り。北海道・厚岸町出身で地元での再スタートとなる。

(Full-Count編集部)

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