日本ハムと西武が2対2トレード 木村「結果を出すことが恩返し」、平沼「新天地でも全力で」

西武から日本ハムへの移籍が発表された木村文紀【写真:荒川祐史】
西武から日本ハムへの移籍が発表された木村文紀【写真:荒川祐史】

日ハム公文&平沼、西武・木村&佐藤の交換トレードが成立

 日本ハムの公文克彦投手、平沼翔太内野手と西武の木村文紀外野手、佐藤龍世内野手の交換トレードが成立した。12日、両球団から発表された。シーズン中の同一リーグでは異例のトレードとなった。

 木村は2006年高校生ドラフト1巡目で投手として西武に入団し、2012年に外野手に転向。通算39本塁打をマークしている。「ライオンズでの15年間でやってきたことをしっかり新天地で結果として出すことが、ライオンズに対しての恩返しになるとも思っています」とコメント。

 2018年ドラフト7位で西武入りし、パンチ力のある打撃が売りの佐藤は北海道・厚岸町出身で地元での再スタートとなる。「ライオンズでは全てが思い出です。良い先輩、良いスタッフに出会えたことが自分の野球人生で、とてもプラスになる3年間でした」とコメントを発表した。

一方、中継ぎ左腕の公文は2016年オフに巨人から日本ハムへ移籍。2019年には自己最多61試合登板した。「ジャイアンツから移籍して温かく迎え入れて下さったファイターズには感謝の気持ちでいっぱいです。これからはライオンズの一員として精一杯プレーをして、ファイターズと対戦できることを楽しみにしています」とコメント。

 敦賀気比時代の2015年に選抜優勝投手で平沼は日本ハム入団後に野手に専念した平沼は「約6年間、温かく応援していただき本当にありがとうございました。入団してから得たものは、僕の財産です。新天地でも全力で頑張ります」とコメントしている。

(Full-Count編集部)

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