大谷翔平vsゲレーロJr.の直接対決は「100年に一度」 マドン監督興奮「見逃すな」
「野球に興味がない人にも関心を持ってもらえる状況になるかもしれない」
■エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間13日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのブルージェイズ戦で14試合ぶりとなる38号2ランを放った。バットで復調の兆しを見せる中、翌12日(同13日)の同カードには、今季7勝目をかけて先発マウンドに上がる。注目は、なんといってもブラディミール・ゲレーロJr.内野手との直接対決。リーグトップの38本塁打を放っている「投手」が、同2位の35本塁打をマークしている「打者」に投げるという“空前絶後”の直接対決に、エンゼルスのジョー・マドン監督も興味津々で「見逃すな」と語りかけた。
常識では考えらないことが実際に起ころうとしている。歴戦の名将マドン監督もワクワクを抑えきれないようだ。「興味深いだろう? おそらく初めてのことだろうね。特に8月においては」。こう話すと、異例の“メッセージ”を発信した。
「見逃すな。当たり前のことと思ってはいけない。しばしば起こることと思ってはいけない。そうではない。野球に熱中している人たちは理解していると思う。これは野球に興味がない人たちにも関心を持ってもらえる状況になるかもしれない。私のメッセージは『見逃すな』だ。100年に1度というようなことだ。この期間を維持できることを願っている」
まさに漫画の世界を超えたシチュエーション。大谷vsゲレーロJr.は全米大注目の一騎打ちとなりそうだ。
(Full-Count編集部)