大谷一問一答 5戦連続QS7勝目も「MAXの状態でない」ゲレーロJr.は「一番いい打者」
6回ゲレーロJr.の打席で最速159キロ「1人も出すつもりなく抑えにいった」
――早い段階で点を取ってくれた。自信につながったか。
「そうですね、ないよりもあった方が。今日も結果的に2点は取られていますけど、やっぱり点差があることによって、1点2点はOKというシチュエーションが増えてくるので。よりアグレッシブにゾーン内で勝負できるかなと思っています」
――4回に真っすぐで四球を与えたが、スライダーをうまく使っていた。悪いなりに抑えられているとは。
「全体的に、ですかね。メカニックも含めて。今日はあまりいい動きではないと思っていたので。悪いなりに、という感じかなと思います」
――ゲレーロJr.との対決。周囲は本塁打王やMVP争いに注目している。意識することは。
「おそらく一番いい打者だと思うので。そういう意味ではケアもしますし、ただ、どんどんどんどんゾーンで勝負していくのが自分のスタイルなので。今日も最終的に1個、四球を出してしまったんですけど、しっかりと。いい球は多かったのかなと個人的には思っています」
――ゲレーロJr.との3打席目に最速98.7マイルが出た。自然と力が入ったか。
「球数的に僕の最後のイニングになるっていう感じだったので、上位打線ですし。1人も出すつもりなく抑えにいったんですけど、結果的に外れてしまったなという感じですね」
――力んだか。
「結果的に力みに捉えられるかなと思うんですけど、序盤に比べて力を入れた真っすぐが終盤増えていたかなと思います」
――5試合連続QS。調子が悪い時でも試合を作れている。フォームの再現性が上がっていることが安定の要因か。
「今日はそんなにメカニック的には良くなかったのかなとは思ってはいたので。ただ、点差がちょっと開き気味でしたし、点を挙げられないように投げるというイメージよりは、ランナーがたまらないように投げていくっていうイメージだったのかなと思う。そこがうまくハマってくれたかなと思います」