大谷一問一答 5戦連続QS7勝目も「MAXの状態でない」ゲレーロJr.は「一番いい打者」
バットでは弾丸二塁打、四球、中飛、見逃し三振「今日の中飛は凄い良かった」
――「1番・投手」と「2番・投手」の準備の違い。
「そこまで違いはないかなと思います。もちろん2番に慣れているので、自分が2番に入っているもんだと思って考えてたりはするので。そういう意味ではちょっと違ったりしますけど、そこまで大きな違いはないかなと思います」
――打者・大谷として、100マイルの直球を投げ、スプリットが鋭く落ちて、相手の出方を見てスライダー、カットボールが投げられる投手へのアプローチは。
「基本的には自分が良いスイングがするというところが一番、基本的なところではある思うので。それができた上で相手の配球のパターンだったりとか、打つ球、打たない球を決めていくところがあるので。一番大事なのは自分のベストなスイングをするっていう。その待ち方ができているかできていないかが一番が大事かなと思います」
――10試合投打同時出場で自身6連勝。チームは8勝2敗。
「チームとしては5割付近を行ったり来たりしている状態なので、やっぱり貯金作れるようにみんな頑張ろうと思っていると思いますし。その中で任された試合は勝つ、勝たないというよりは、勝つ可能性を残してマウンドを下りることができるかが一番だと思うので、今日は勝っている状態で下りることができましたし、ある程度、長いイニングを投げることができて良かったですけど。味方が点を取れない時とか、そういう時に後半にまだ勝つ可能性を残せるようにゲームを作れるかどうかが一番大事かなと思います」
――前夜の一発は今季最長14試合ぶりだった。アプローチは。
「1打席目はやっぱり凄い良かったので、角度も出ていましたし。打ちにいっている感じも良かったので。結果的に右飛になってアウトにはなったんですけど。良い時っていうのは打つべくして良い結果が生まれることが多いかなと改めて感じたので。良い状態はなかなか難しいですけど、よりキープしていく時間が長ければ良い結果が出るかなと思います」
――始動やタイミングが良かったか。
「メカニック的に長いこと良い軌道に乗っていれば、それだけ良い弾道で上がる可能性が高いので。今日の中飛なんかも感じ的にも凄い良かったので。継続していけたらなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)