右肘炎症でIL入りのデグロム、離脱は長期化へ さらに2週間の“投球禁止令”
ロハス監督「投球練習プログラムを開始するほど回復していない」
右肘の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているメッツのジェイコブ・デグロム投手の復帰がさらに遅れそうだ。MRI検査を今週受けたエースの状態について、ルイス・ロハス監督が今後2週間は投球練習を行わない見込みだと明らかにした。MLB公式サイトが伝えている。
デグロムは12日(日本時間13日)にロサンゼルスのニール・エラトラッシュ医師からセカンドオピニオンを受け「投球練習をしないほうがいい」と診断された。投球練習をストップした7月30日から肘の炎症は改善されているものの「投球練習プログラムを開始するほど回復はしていない」とロハス監督は語った。
2週間後にデグロムは再検査を受ける予定。右腕は靭帯に損傷はないが「治癒のために時間が更に必要」(ロハス監督)だという。
指揮官は「彼はもどかしさを感じている。投げたいと思っている。チームに貢献したい気持ちはあるが、(現在の状態では)できることがない」と説明。「改善されてはいるが、医師はおそらくもっと状態を見ておきたいのだろう。この2週間が彼にとって実りのあるものなると我々は信じていく。次回の検査結果がどうなるか。そこから医師の意見を聞いて再び判断していく」と述べた。
デグロムは今季15試合に登板して7勝2敗、防御率1・08。92回を投げて146奪三振の好成績をマークしている。一方で、5月に右半身の張りでIL入り。7月7日(同8日)のブルワーズ戦後に離脱し、同18日(同19日)に右前腕の張りで再びIL入りした。
(Full-Count編集部)