菊池雄星「最少失点でいけたのは良かった」 5回途中3失点粘投でマ軍4連勝
5回途中5安打3失点と粘った「ここからが一番大事な時期と意気込んでいます」
■マリナーズ 9ー3 ブルージェイズ(日本時間15日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手は14日(日本時間15日)、本拠地・ブルージェイズ戦で5回途中5安打3失点。今季8勝目はならなかった。チームは逆転勝ちし、勝ち負けは付かなかった。防御率3.82。「最少失点でという気持ちで投げました。今日持っている物で全力を出す。そういう気持ちでいました」と振り返った。
2点先取した2回にヘルナンデスの右越えソロを被弾。ヘルナンデスには3回にも同点適時打を浴び、同点の5回にはヘルナンデスの二塁打などで1死二、三塁として交代した。救援投手が失点した。4回1/3を投げて5奪三振4四球、5安打3失点だった。「ストライク先行できなかったことに尽きるかなと。試合中に修正できれば良かったですけど、なかなか難しくて。ただ、スコアを見れば最少失点でいけたところは良かったところかなと思います」と悪いながらも試合を作った。
チームは4連勝。ポストシーズン争いが続いている。「疲れとして感じることはないですね。今のところ。シアトルのファンの期待もヒシヒシと感じていますし、チームの雰囲気としてもポストシーズンに行くんだという会話も増えてますから。その力になりたいと。本当にここからが投手として一番大事な時期と意気込んでいます」と前を向いていた。
(Full-Count編集部)