筒香嘉智、パ軍指揮官はマイナーで磨いた打撃を期待「懸命に取り組んできた打撃を」

会見に臨んだパイレーツのデレク・シェルトン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだパイレーツのデレク・シェルトン監督(画像はスクリーンショット)

ポジションは一塁、外野で期待「外野では左翼が一番慣れているだろう」

 パイレーツは16日(日本時間17日)、ドジャース傘下3Aオクラホマシティから自由契約となった筒香嘉智外野手とメジャー契約を結んだことを発表した。背番号は「32」。デレク・シェルトン監督は敵地・ドジャース戦前の会見で、マイナーで好結果を出してきた筒香の打撃を期待した。

 ナ・リーグ中地区最下位のパイレーツはチーム426得点、92本塁打はメジャー最下位。左翼のベン・ギャメルは負傷者リスト明けで打率.261。右翼で5年契約最終年のグレゴリー・ポランコは打率.201と不振となっている。一塁のコリン・モランは打率.276、6本塁打、28打点。指揮官は「一塁や外野でプレーすることになるだろう。左翼が(外野の中で筒香にとって)一番慣れているだろう。レイズ、ドジャース、そしてオクラホマで打撃に懸命に取り組んできた彼のプレーを見る機会だ。彼は打席に立つ機会を得ることになるだろう」と期待を込めた。

 この日の敵地・ドジャース戦はベンチスタート。試合前の打撃ではライナー性の打球を飛ばした。試合前に行われたオンライン会見で、筒香は「少しの楽しみと、もちろん緊張もありますし。その中で自分がどういうプレーができるのか。自分にも期待しています」と意気込みを語った。

(Full-Count編集部)

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