筒香嘉智、左翼線二塁打で2戦連続安打 移籍後初の4番で連夜のジャンセン撃ち
前日17日に代打で左翼線二塁打、2試合連続で結果を出した
■ドジャース 4ー3 パイレーツ(日本時間18日・ロサンゼルス)
パイレーツに移籍した筒香嘉智外野手は17日(日本時間18日)、敵地のドジャース戦で「4番・一塁」で移籍後初めて先発出場した。3打席凡退で迎えた9回の第4打席で左翼線二塁打を放ち、移籍後2試合連続安打をマークした。その後に移籍後初得点も記録。チームは3-4で敗れた。
待望の快音は2点を追う9回先頭だった。守護神・ジャンセンから左翼線へ打ち返した。悠々と二塁ベースに到達。パイレーツデビューから2試合連続安打となった。古巣の本拠地が静まり返る一打。同1死一、二塁から代打・モランの中前適時打で生還した。
2回先頭は通算154勝左腕プライスと対戦して左飛。4回無死二塁は右飛と凡退したものの、フェンス手前まで飛ばした。5回先頭は一ゴロに倒れたが、第4打席で結果を出した。前日16日(同17日)も9回代打で守護神ジャンセンから左翼線二塁打。2夜連続で長打を放った。
マイナーで打撃改善に取り組み、ドジャース傘下3Aでは8月に打率.378、2本塁打、11打点と記録。この日の試合前には、古巣となったドジャース・ロバーツ監督から「君がメジャーに戻ってきて嬉しいけど、ドジャースを倒すことはやめてくれ」と声をかけられていた。強烈な恩返しとなったはずだ。