夏初出場の京都国際が8強一番乗り 2年生エース森下が2戦連続2ケタK&決勝打

2試合連続完投でチームの8強入りに貢献した京都国際・森下瑠大【写真:共同通信社】
2試合連続完投でチームの8強入りに貢献した京都国際・森下瑠大【写真:共同通信社】

二松学舎大付の好投手・秋山は172球を投げた

 第103回全国高等学校野球選手権大会は24日、大会11日目を迎え、第1試合は夏初出場の京都国際(京都)が二松学舎大付(東東京)に6-4で勝利し、ベスト8進出を一番乗りで決めた。

 京都国際の森下瑠大投手(2年)と二松学舎大付の秋山正雲投手(3年)という好投手の左腕対決。先取点を奪ったのは二松学舎大付だった。初回2死二塁から4番・関遼輔内野手(3年)が中前適時打を放ち、秋山を援護した。

 5回。粘りの投球を続けていた森下が自らのバットで援護点。左翼スタンドへソロを放り込むと、6回に3番の中川勇斗捕手(3年)、4番の辻井心内野手(2年)の連続本塁打で勝ち越した。

 3点リードの9回。1死二、三塁から二松学舎大付の桜井虎太郎外野手(3年)が左翼席へ起死回生の同点3ラン。今大会初の延長戦へ。迎えた10回表。2死一塁から森下が左翼線に三塁打。左翼手がボールの処理に戸惑う間に生還し、2点を勝ち越した。森下は142球、秋山は172球。両エースが1人投げ抜いた。

(Full-Count編集部)

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