元高校野球部マネだった人気女優 関水渚さんが明かす“野球愛”と忘れられない夏
主演ドラマも好調、始球式を務めた試合をスコアでチェック
野球ファンの間で話題を集めているテレビ東京系ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」に出演している女優の関水渚さん。華やかだった始球式も印象に残った関水さんだが、高校時代は野球部マネジャーだったこともあり、野球のスコアをつけることもできる。そこで関水さんがスコア記入に挑戦! 高校時代の思い出や発見、憧れの高校球児、そして記録をつける楽しさについて語ってもらった。
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関水さんには、人生初の始球式のマウンドに上がった6月18日のDeNA-広島戦(東京ドーム)の試合記録をつけてもらった。スコアブックを手にすると「大丈夫かな」と不安そうな表情を浮かべた。スコアを書き始めた当初のことについて聞くと、「気がついたら書けるようになっていました。ちょっとずつ先輩から習いました」とペンをとり、すらすらとスターティングメンバーを書き込んでいった。
試合は初回、DeNAの先発・浜口遥大投手の前に、先頭の菊池涼介内野手が空振り三振に倒れた。空振り三振を示す「SO」を書き込むと、関水さんは「書けました!」とにっこり。その後も「汚い字にならないように」と丁寧に書き込んでいく。1イニングを無事に書き終わると「緊張しました」と一息ついてから、「同じマネジャーをやっていた友だちとベンチで話をしていて、打席の結果を見逃して焦った記憶があります。『やばい。今、何だった?』って」と“マネジャーあるある”な当時の思い出を明かしてくれた。
高校時代、同級生に誘われたことがきっかけでマネジャーを始めたと言う。同級生や先輩マネの数人で順番にスコアを書いていたそうだ。最初は「そもそも野球のルールをわかっていなかった」が、ルールやスコアの書き方を学んでいくうちにその楽しさに気付いた。「スコアを書いているときは、普通に応援しているときよりも冷静になれる気がします」。スコアを記入することで、新たな野球の楽しみ方も見つけることができたそうだ。