「栗山も人間だから…」 2000安打迫る西武ベテランが直面する“産みの苦しみ”
後半戦は打率.152と苦戦、辻監督は「栗山も人間だから、調子が悪いこともある」
■ソフトバンク 6ー1 西武(25日・メットライフ)
これが産みの苦しみというのか……。プロ20年目で通算2000安打まであと10本に迫っている西武・栗山巧外野手は25日、本拠地メットライフドームで行われたソフトバンク戦に「5番・左翼」で出場したが、2打数無安打2四球。ペナントレース再開後は11試合で打率.152(33打数5安打)とペースダウンしている。
初回2死一、二塁の先制機には、ソフトバンク先発・千賀の156キロの速球に押され遊ゴロ。6点ビハインドの8回1死一塁では、2番手の甲斐野に対しカウント3-0から153キロの速球を打って出たが、二ゴロに倒れた。
辻発彦監督は「栗山も人間だから、調子が悪いこともある」と語り「周りが騒ぐから、早く2000本を打ちたい、本拠地で打ちたいと、今まで通りとは違う気持ちもあるのかな。とはいえ打席では集中している。いい投手はそうそう打てないということよ」と思いやった。