大谷翔平、3戦ぶり弾は180キロ42号ソロ 猛追ゲレーロJr.らに4本差、今季ヤ軍5戦4発

42号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
42号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

元同僚ヒーニーから右越え42号ソロ、長打数72は松井秀喜超え日本人シーズン最多

■エンゼルス 8ー7 ヤンキース(日本時間31日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地・ヤンキース戦で「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で42号本塁打を放った。本塁打王争いで2位に4本差を付けた。エンゼルスは8-7でヤンキースを破り、2連勝を飾った。

 同点に追いつかれた5回先頭。打者・大谷が3試合ぶりのアーチをかけた。今季途中まで同僚だった左腕ヒーニーから右越えへ両リーグ最多42号ソロ。一振りで勝ち越した。本塁打王争いではリーグ2位で38本のロイヤルズ・ペレス、ブルージェイズ・ゲレーロJr.に4本リードとした。年間51発ペース。飛距離431フィート(約131.4メートル)、打球速度111.8マイル(約179.9キロ)と速い打球だった。

 2度のサイ・ヤング賞右腕クルーバーと対戦した初回1死は、外角スライダーの際どい判定に見逃し三振。4回先頭でも外角スライダーに見逃し三振に倒れた。結果を出せなかったが、第3打席で結果を出した。今季の対ヤンキース戦は5戦4発。今季の長打数は「72」となり、2005年松井秀喜(ヤンキース)の「71」を超え、日本人シーズン最多を記録した。

 28日(同29日)の本拠地・パドレス戦の初回に150キロ直球が右手首付近に直撃するアクシデントがあった。患部の痛みが引かず、次回登板が予定されていた31日(同9月1日)のヤンキース戦を回避することが決まった。それでも、打者・大谷が健在ぶりを見せつけた。

 エンゼルスは2点リードで迎えた7回に2点を失って同点に追いつかれたものの、8回にラガレスの適時打で勝ち越しに成功。9回を守護神のイグレシアスが締めてヤンキースを破った。

【動画】打った瞬間に本塁打確信! 大谷翔平が放った3戦ぶり42号の映像

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