バット真っ二つに折れたのに本塁打 衝撃スイングの「本当にとんでもない打球」
折れた“破片”を持ってダイヤモンド1周「史上もっとも遅いベースランか?」
バットを真っ二つに折りながらも、スタンドインさせた衝撃の本塁打が驚きを呼んでいる。ロイヤルズ傘下3Aオマハに所属するライアン・マクブルーム内野手が8月31日(日本時間9月1日)に放った一発。折れた“半分”を手に持ちながらダイヤモンドを回る姿に、ファンからは「これはクレイジーだ!」「マクブルームによる本当にとんでもない打球」との声が上がった。
タイガース傘下3Aトレドとの一戦で、迎えた6回1死一、二塁の場面だった。右打席のマクブルームがフルスイングしたバットは、ほぼ真ん中から真っ二つにボッキリ。しかし左翼方向に上がった打球はぐんぐん伸び、フェンスの最上部に当たってスタンドインした。マクブルームは折れた破片を手にベースを回るという珍しい光景だった。
オマハの公式ツイッターは「折れたバット=ノープロブレム!」とのメッセージを添えて動画を公開。ファンからは「グリップ部分をまだ手に持ったままベースを一周するなんてとんでもないパワームーブだ」「これは史上もっとも遅いベースランか?」などとコメントが寄せられた。“バット折り弾”は今季25号で、リーグトップに並んだ。