ダルビッシュ9敗目 キャリア初7連敗の苦悩「いいと思っても次の日には…」
2回2/3で今季ワーストタイ6失点、次戦は大谷翔平所属のエンゼルス戦予定
■Dバックス 8ー3 パドレス(日本時間2日・アリゾナ)
パドレスのダルビッシュ有投手は1日(日本時間2日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に先発し、3回途中8安打6失点(自責5)。キャリア初の7連敗で今季9敗目(7勝)を喫した。防御率4.05。「体は今も全く問題ないですし、悪くはなかったと思うんですけど、やっぱりツーシームが思うように曲がらなかったりとか、スライダーが甘いところに入ったりとか。ずっと同じことをやっている感じです」と振り返った。
3回に崩れた。1死一塁からスミスの適時二塁打で先制を許すと、自らの暴投で2失点目。バンメーターには右越え2ランを浴びた。1イニング6失点。2回2/3で76球(ストライク53球)を投げ、1四球3奪三振、8安打6失点(自責5)。2回2/3は今季最短タイで、6失点も今季ワーストタイだった。「明日も休みですけど、練習するしかないと思いますし、なかなか出口というか。自分がいいと思っていても、打者がいいと思ってないことがいっぱいある。それを埋めていくことを練習でやっていくしかないと思っています」と語った。
今後の調整法については「やっぱり股関節を痛めてから、いいと思っても次の日にはなくなってしまう状態が続いているので。いい状態を続けることができないのが自分の課題だと思うので。今日も試合で投げ終わった後に、シーズン始めの方と2つのiPadを使って見比べていて。何個かやっぱり違いがあったので。明日ちょっと試してみて、どうなるかだと思います」と語った。
ダルビッシュは6月21日(同22日)の本拠地・ドジャース戦で7勝目を挙げてから勝ち星はなく、7月3日(同4日)の敵地・フィリーズ戦から日米通じて初の自身7連敗となった。ローテ通りに回れば、次戦は9日(同10日)の本拠地・エンゼルス戦となる。「とにかくチームが勝つチャンスを。大谷くんがどうとかではなくて。チームを勝ちに導けるような投球をすることを考えています」と必勝を誓っていた。
(Full-Count編集部)