大谷翔平から会心の3三振 剛腕コールがリーグ最多14勝目「オオタニのアウトで楽に」
マスクのヒガシオカ、剛腕・コールは「普段以上の底力を発揮した」
■ヤンキース 4ー1 エンゼルス(日本時間2日・アナハイム)
ヤンキースのゲリット・コール投手は1日(日本時間2日)、敵地のエンゼルス戦で7回4安打1失点と好投。今季最多15三振を奪う力投でリーグトップ14勝目を挙げた。チームは連敗を「4」で止め、ブーン監督は「速球で外角を非常にうまく攻めていた。攻めるべき場所を見つけていたように思う。内角を少し見せたり、変化球を少し見せたりしていたが、伸びのある速球でコーナーを攻めることができていた」と称えた。
コールは最速100.5マイル(約161.7キロ)の剛速球で攻めた。注目の大谷は初回1死、3回2死一塁、6回無死二塁と3打席連続で空振り三振に。いずれも決め球は160キロ前後のフォーシームだった。1点を失った6回のピンチは大谷を含めて3者連続奪三振で切り抜け、「1点を取られたところだったので、オオタニと勝負せざるを得なかった。最初に彼をアウトにできた段階で『関係ない、あとは打たせて取ればいい』と楽に投げることが出来た」と振り返った。
マスクを被ったヒガシオカは大谷との対戦について、「ゲリットは普段以上の底力を発揮したと思う。ショウヘイはスペシャルな選手だ。ほぼ間違いなく現在、球界で最もエキサイティングな選手だ。ゲリットは普段以上の底力を発揮して、ベストな球を持ってきたと思う」と振り返った。地区首位のレイズとは7ゲーム差。再び追撃したいところだ。
(Full-Count編集部)