大谷翔平、年間50発なるか 残り28戦8発、球宴後は44戦9発もMLB公式は「到達する」
エンゼルスは「投手としての負担を減らすだろう」と予測
両リーグを通じてトップの42本塁打を放っているエンゼルスの大谷翔平投手。投打二刀流で本塁打王の快挙なるか、50本はクリアできるのか、興味は尽きない。MLB公式サイトは「最終月(9月)の6つの予想」としてシーズン最終盤の注目ポイントを紹介。「ショウヘイ・オオタニは50本塁打を打つ」と予想している。
シーズン50本塁打を達成するには残り28試合で8発。MLB公式サイトはまず不安材料を挙げる。「9月に入る前に42本打っているが、大活躍だったオールスター以降は9本しか打っていない」とし、「彼(大谷)が多少疲れていたとしても、誰が責められるだろうか? 50は届かない数値かもしれない」と伝えた。オールスター後の大谷は44試合で9本塁打とペースダウン。1日(日本時間2日)のヤンキース戦では剛腕・コールに3打席連続三振を喫するなど4打数無安打に終わった。
しかし、エンゼルスは「投手としての負担を減らすだろう」と予想。「9イニングあたり1.5本のホームランを献上しているレンジャーズとの対戦を7試合残している」と“好材料”も挙げる。「だから、大きな夢を持とう:オオタニは本塁打でメジャートップに立つ初めての投手になるだけでなく、その過程でこのキリのいい数字にも到達する」と大台到達に“太鼓判”を押した。
さらに、ベーブ・ルースも「フルタイムの野手になるまでは50本はおろか30、40本塁打も打ったことがなかった」とし、「オオタニは防御率でチームトップでありながら、まだ現実的にそこ(50本塁打)にも辿りつける。これは完全に、全くもって常識に反したことだ」と改めて二刀流でこれだけの打撃成績を残す大谷の凄さを強調した。
残り28試合は、自身が先発登板する3日(同4日)のレンジャーズ戦からスタートする。大谷翔平の一挙手一投足から目が離せない1か月になりそうだ。
(Full-Count編集部)