筒香嘉智、移籍後初の“代打凡退” 7回登場も空振り三振、パ軍は痛恨落球で3連敗
4試合ぶりベンチスタート、7回に代打で登場するも…
■カブス 6ー5 パイレーツ(日本時間3日・シカゴ)
パイレーツの筒香嘉智外野手が2日(日本時間3日)、敵地でのカブス戦で7回に代打で登場。3試合ぶりの一発が期待されたが、空振り三振に倒れた。打率.187に。チームは土壇場の9回に追いつくも、延長11回の末に5-6でサヨナラ負けを喫し、3連敗となった。
新天地で目覚めた主砲も、この日は快音といかなかった。4試合ぶりにスタメンを外れたが、3点リードの7回1死走者なしの場面で、先発ケラーの代打で打席へ。1ボール2ストライクからの5球目の91マイル(約146.7キロ)のシンカーに対してバットは空を切った。
移籍後、バットで存在感を見せている筒香。ここまで5本塁打のうち、今季初アーチを含む3本は代打での一発。新天地で代打打率10割を誇っていたが、初めての凡退となった。
試合はパイレーツが2点を追う9回に同点に。粘りを見せたが、タイブレークの延長11回1死一、三塁によもやの幕切れを迎えた。平凡かと思われた内野フライを、二塁手ディフォがポトリ。痛恨の落球が、最下位のチーム状況を象徴していた。