元ヤクルト内野手が後輩の“モテ顔”選手にエール「変化が起きる可能性がある」
動きが強く“モテ顔”の廣岡大志…坂本勇人との違い考え抜けばさらに成長
かつての自分と同じようにトレードを経験し、気にかけている選手がいる。今季開幕直前に田口麗斗投手との交換で巨人に移籍した廣岡だ。今浪氏は引退セレモニーのあいさつで「引退の原因は廣岡に押し出されたからです」と口にしたほど、その将来性を高く評価していた。ただヤクルト時代に残した成績は、2019年の91試合出場、打率.203、10本塁打が最高。定位置を確保できたとはいえなかった。
「ヤクルトでは廣岡大志のやりたいバッティングと、現場が求める廣岡大志にギャップがあるようにも見えましたね。だから環境が変われば、変化が起きる可能性はあると思います」。打てる選手へのモデルチェンジを果たせなかった頃の、自身の姿とダブる。
今浪氏は廣岡と2年間ともにプレーした。初めて見た時、廣岡の伸びやかな動きに衝撃を受けた。「動きが『強い』んですよ。体が大きくて遊撃を守れるだけで魅力的じゃないですか。あとは顔が良かった。“モテ顔”なんですよ。悔しいですけど」と、今浪節を交えながら素材を高く評価する。
廣岡が巨人で遊撃の定位置を獲得するなら、チームの顔・坂本勇人を他のポジションへ追いやることが必要になる。そして巨人が廣岡を獲得した理由にも、長期的視点での新旧交代があるはずだ。今浪氏は自身の新人時代、2軍戦で遊撃を守る坂本を見ている。「2人とも、同じように魅力的な選手でした。逆にいえば、廣岡も坂本選手レベルになれる可能性があるということですよ」。そのために必要なことは何か。
「考えることでしょうね。坂本選手と何が違うのか、なぜ、なぜと考えることでしょう」
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