大谷翔平、本塁打王争いを左右する今後の“対戦球団” ライバルたちは好相性?

ゲレーロJr.は球団別最多8発を打つオリオールズと7試合を残す

 大谷を4本差で追うゲレーロJr.は残り27試合と3人の中で試合数が一番多い。同地区のヤンキース、オリオールズと7試合ずつ、レイズと6試合、そして地区の違うツインズと7試合を戦う。残り1か月のシーズンで対戦する球団数はゲレーロJr.が最も少ない。

 そして、最多の7試合を残すオリオールズはゲレーロJr.が最も得意とする相手。今季は12試合で球団別で最多の8本塁打と量産しており、打率も.362と高い。ヤンキース戦も12試合で2本塁打と一発は少ないものの、打率.333と好相性。レイズとは13試合で打率.240で5本塁打となっている。

 ただ、ゲレーロJr.の在籍するブルージェイズは7月末までフロリダ州ダニーデンのTDボールパーク、ニューヨーク州バッファローのセーレン・フィールドを本拠地として使用。狭いマイナー球団の球場で21本塁打を量産し、正本拠地であるロジャースセンターでは6本とペースダウンしている。この辺りがどう出るか。

 熾烈な争いが繰り広げられているメジャーリーグの本塁打王争い。50本塁打前後がタイトル獲得のラインとなりそうだが、果たして、大谷は日本人初のホームラン王に輝けるか。

(Full-Count編集部)

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