筒香嘉智を「手放したのが信じられない」 打線不調のド軍ファンから嘆きの声
「地区優勝を逃したらフロントが多大な非難を受けるべき」
ドジャース傘下3Aオクラホマシティから自由契約となり、先月16日(日本時間17日)にパイレーツと契約を結んだ筒香嘉智外野手は新天地で躍動。22試合出場で打率.286(56打数16安打)、7本塁打、15打点、OPS1.117の成績を残している。この活躍をため息まじりに眺めているのがドジャースを担当するメディアとファン。コディ・ベリンジャー外野手やビリー・マッキニー外野手が不振に喘いでいるため“筒香ロス”が広がっている。
ナ・リーグ西地区9連覇を目指し、ジャイアンツと激しい首位争いを繰り広げているドジャースだが、懸念材料は不調の打線だ。9日(同10日)に敵地で行われたカージナルス戦は1-2で敗戦。「5番・中堅」で出場したベリンジャーは4打数無安打2三振、「7番・右翼」で出場したマッキニーは2打数無安打で途中交代した。
ドジャース専門メディア「True Blue」のブレイク・ハリス記者が自身のツイッターに「ヨシ(筒香)はピッツバーグでOPS.1.117を記録しているということで、より一層苦しくなっている」と記すと、ファンからは「ヨシ>ベリンジャー」「ドジャースが彼を手放したのが今でも信じられない」と声があがった。
ハリス氏はさらに「コディ・ベリンジャーとビリー・マッキニーの成績を合わせると、直近121打数で11安打(打率.091)」とツイート。これには「彼らはまだロースターに残っていて運がいい」「現在のこのチームは世界一の球団ではない」「もし地区優勝を逃したらフロントオフィスが多大な非難を受けるべき」と辛辣な声が多数寄せられている。
2019年シーズンMVPのベリンジャーは今季.158(284打数45安打)、9本塁打の不振。7月下旬にメッツからトレード移籍したマッキニーは加入後、打率.146(82打数12安打)、1本塁打にとどまっている。パイレーツで精彩を放つ“筒香ロス”が広がるのも致し方ない状況だ。
(Full-Count編集部)