「この音を聞くとゾッとする」153キロの頭部死球、ヘルメット直撃の衝撃音に米絶句
ナショナルズのルイーズが153キロの直球をヘルメット越しに右頬に受け負傷交代
■パイレーツ 10ー7 ナショナルズ(日本時間12日・ピッツバーグ)
あまりにも強烈な衝撃音に球場が静まり返った。ナショナルズのキーバート・ルイーズ捕手が11日(日本時間12日)、敵地・パイレーツ戦に出場し、153キロの直球がヘルメットに直撃し負傷交代となった。敵地実況も「オーマイゴッド」と衝撃を受け、ルイーズの容態を気にかけていた。
悪夢が起きたのは5-5の同点で迎えた6回。パイレーツ・ケラーが投じた153キロの直球が先頭で打席に入ったルイーズの顔面を襲った。ヘルメット越しに右頬付近に直撃すると「バキッ!」という衝撃音が球場に響き渡った。
ルイーズは右頬を抑えながらベンチ方向に歩き出したが、その場でうずくまりトレーナーが確認したがその後に負傷交代となった。試合後にX線の検査を受け、幸いにも骨に異常はなかったという。
パイレーツの地元放送局「AT&Tスポーツネット・ピッツバーグ」で実況を務めるグレッグ・ブラウン氏もこの光景に「オーマイゴッド……。あれは痛むでしょう。この音を聞くとゾッとします」と声を詰まらせると、解説のジョン・ウェイナー氏も「これは酷い。検査を受けに行った方がいいですね」と心配していた。