トラウト、今季中の復帰が絶望的に 主砲復帰なら指揮官「とても驚くだろうね」
5月中旬に右ふくらはぎを痛めてIL入り、当初は7月中の復帰が予定されていた
右ふくらはぎの負傷で戦列を離れているエンゼルスのマイク・トラウト外野手の今季中の復帰が絶望的となった。ジョー・マドン監督が15日(日本時間16日)の敵地・ホワイトソックス戦前の会見で明らかにした。
トラウトは5月18日(同19日)に右ふくらはぎを痛めて負傷者リスト(IL)入り。当初は7月中旬のオールスター戦前後の復帰が予定されていたが、大幅にずれ込んでいた。8月30日(同31日)にトラウトの今季中の復帰が厳しいとの見通しを示していた指揮官は、「彼がプレーすることに関しては何も変わりがないと思っている。(今季プレーすれば)私はとても驚くだろうね」と話した。
3度のMVPを受賞しているトラウトは今季36試合出場し、打率.333、8本塁打、18打点、2盗塁。メジャーデビューした2011年以降、キャリア最少の出場試合数となる。
また、ジョー・アデル外野手が左腹部の張りのため10日間の負傷者リストに入った。12日に遡って適用される。マドン監督は22歳の同外野手の今季中の復帰が厳しいとの見解を示した。2年目の今季は35試合出場し、打率.246、4本塁打、26打点、2盗塁。
(Full-Count編集部)