再三の走塁死で勝ち越せず 苦しむ鷹・工藤監督は6回の好機でなぜリチャードを代えた?

再三の走塁死に対して、工藤監督が語った言葉とは…

「(9回は)アウトになったのも結果論だし、いかせたのも結果論、いってなければ柳田くんだったと言ってもそれも結果論。あそこの場面でいかせずに止めるかと言ったら(できない)。送球が逸れるかもしれないし、ナイスボールを投げた相手がよかったという風に思いますよ」

「上林くんがアウトになったけど、あれもナイスボールだったし、取ってからも早かった。なかなかあれじゃ帰ってこれなかった。行こうという気持ちが出てて、最終的には戻れなかったけど、ギリギリのプレーだったんでしょうがないかな、と思います。(上林は)投げるボールを見て、戻ったと思うんですよね。(コーチャーの)声で反応するのは難しいかな、と思う。ギリギリのプレーだった。逸れたら、というところまで見ていたら、出てしまうケースもあるかな、と」

 どちらのプレーに対しても、責めることはせず。1点を狙う選手の気持ちの表れとして捉えていた。

 選手たちの「なんとかしたい」という気持ちのこもったプレーが随所に見られたこの試合。その中で、6回の攻撃が試合の流れを変えるポイントになったのかもしれない。

6回2死一、二塁でリチャードに代打・長谷川を送った意図とは…

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