「1番大きく変わっているのは…」マドン監督が明かす“投手・大谷”昨年との違い
大谷は最速159キロの直球と宝刀スプリットを武器に8回2失点
■アスレチックス 3ー2 エンゼルス(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・投手」で出場。8回5安打2失点10三振の力投も勝敗は付かなかった。それでも今季はここまで9勝をマークする投手・大谷にジョー・マドン監督は「1番大きく変わっているのは全球種の総合的な制球力」と、昨季からの“変化”を語った。
大谷は4回までにソロ2発を浴び先制を許したが、その後は要所を締める粘りの投球を見せた。この日は最速99マイル(約159キロ)の直球と宝刀スプリットを多投し今季3度目の2桁10奪三振をマーク。マドン監督も「非常に良い感じだった。本当にユニークなアスリートだ」と絶賛した。
ここまで21試合に登板し投打同時出場は19試合。自己最多の9勝(2敗)、136奪三振、防御率3.36と安定した成績を残している。昨季からの違いを指揮官は「全球種の制球、フォームの再現性……セットのときは速く、ランナーがいないときはゆっくりとしたフォームで投げている」と分析。その中でも「昨年、初めて彼を見た時から1番大きく変わっているのは全球種の総合的な制球力」と、投手として重要なコントロールの精度に目を細めていた。
(Full-Count編集部)