大谷翔平、ベンチで大忙しの“学習風景”に米注目 機器も二刀流「打者、投手に…」
20日のアスレチックス戦では8回2失点10奪三振の力投
■アスレチックス 3ー2 エンゼルス(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・投手」で出場し、8回5安打2失点10奪三振の力投を見せた。投打同時出場は今季19度目だったが、米メディアは試合前の“準備”に注目していた。
メジャーでは試合中に選手たちがベンチでiPadを操作し、相手投手などの特徴を確認する姿が度々見られる。マウンドに立ち、打席に入る大谷は他の選手と比べ“その準備”も2倍こなしているようだ。
この試合を中継した「バリー・スポーツ・ウエスト」公式ツイッターは登板直前の大谷の様子を動画で公開。1つのiPadを見ていると、隣に付きそう水原一平通訳がもう一つのiPadを差し出す様子が。これに実況は「これは20分ほど前の映像です。彼はiPadを見ながら打者に対する準備、投手に対する準備をしています」と紹介した。
両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打を目指す二刀流に「ベーブ・ルースもこれはしたことがないでしょう。iPadなんてありませんでしたからね。ベーブ・ルースは1919年にスカウティングレポートなんて見ていなかったでしょう」と、ジョークを交え伝えていた。