真剣勝負へ現れたまさかの“乱入者”にファンほっこり 「あまりに可愛すぎる」
バット犬のルーキーくん、乱入シーンに“いいね“1万件
投手がサイン交換を終え、モーションを起こす寸前のグラウンドになんとも嬉しそうな“乱入者”が現れた。マイナーリーグ公式ツイッターがアップした動画にはファンの「いいね」が1万件以上つき、「あまりに可愛すぎる」と癒しを求めるコメントが続いた。
主人公はバットボーイの役割を果たしている犬「ルーキー」だ。22日(日本時間23日)に、3Aの試合が行われる米ニューヨーク州バッファローの球場に初登場。青々としたグラウンドに我慢できなかったのか、早くも1回裏にベンチから飛び出してしまうと投本間を駆け巡り、試合はしばし中断した。
動画には「ルーキー、君はなにも悪いことはしてないよ」「このワンちゃんはなにも悪くない。彼はみんなちょっと休憩が必要だと知ってたんだ」「もし彼をクビにしたら暴動が起こるぞ(笑)」とバット犬のその後を心配するコメントや、あまりにのどかな光景に「とってもキュート、彼の露出をもっと増やすべき」「これは野球の試合で起こりうる文字通り最高の出来事」という賛辞が寄せられている。
米放送局「CBSスポーツ」もこの、何ともほっこりする事件を取り上げている。公式サイトで「ルーキーはこの上なく楽しんでいるように見えた」「ファンが乱入したりして試合が中断することはしばしば何よりもイライラすることだが、これは歓迎されることだ」と好意を持って報じていた。
日本プロ野球でも2005年から2007年にかけて、当時の広島市民球場でボール犬「ミッキー」が活躍。またロッテの本拠地ZOZOマリンで活躍し、2018年に引退した「わさび」も愛嬌を振りまいた。つかの間の癒やしに沸くのは、米国でも変わらないようだ。