大谷翔平、2打席連続の右翼線適時三塁打で大勝貢献 HRトップに1本差のまま

右翼線三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
右翼線三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

45本塁打&20盗塁&7三塁打以上は1955年ウィリー・メイズ以来66年ぶり

■エンゼルス 14ー1 マリナーズ(日本時間26日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で先制の右翼線適時三塁打を放つと、3回の第2打席でも右翼線適時三塁打。3打数2安打3打点2四球で4試合ぶりのマルチ安打をマークした。打率.257。チームは14-1で大勝した。

 大谷が打線に火をつけた。初回無死一塁、左腕・アンダーソンから右翼線へ打ち返した。快足を飛ばして先制の適時三塁打。3回無死一塁でも右翼線適時三塁打を放った。7三塁打はタイガース・バドゥーに並んでリーグトップとなった。シーズン45本塁打&20盗塁&7三塁打は1955年ウィリー・メイズ(51発&24盗塁&13三塁打)以来66年ぶりだ。

 打者一巡した3回2死満塁では押し出し四球を選び、5回無死一塁でも四球を選んだ。1930年ベーブ・ルース、1957年ミッキー・マントルが記録した4試合連続3四球以上のメジャー記録はならなかったが、バットでチームの大勝に貢献した。

 4試合連続本塁打なしで、本塁打王争いでは両リーグトップ46本のブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに1本差のまま。26日(同27日)の本拠地・マリナーズ戦では今季10勝目をかけて先発マウンドに上がる。勝てば1918年以来103年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打を達成する。

(Full-Count編集部)

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