鷹・工藤監督も「本当に頼りになる」と信頼 11試合連続無失点の24歳が担う重要な役割
7月9日のオリックス戦での失点を最後に11試合連続無失点中
五輪前の7月9日オリックス戦で3失点を喫して以降、11試合連続無失点。中断期間からフォームの修正に取り組み「しっかり踏み込んで、左足を着いてから投げることを意識して今やっているところです。中断期間中はしっかり軸足で押そう、勢いをつけようとやっていた。中断期間明けて2試合くらいは(軸足の右足)ばっかり意識して(左足)がつけていなかった」と、安定に繋がっている。
先発投手と7回以降の勝ちパターンの投手に繋ぐ位置。「先発投手が早い回で降りたりした時にどうやって後ろの人に繋いでいくかが大事なので。間は空けてもらっているので、しっかり投げて貢献していかないといけないと思っています」。目立たないポジションではあるが、ここ最近のチームの好調ぶりに対する松本の貢献は大きい。
その重要性は工藤公康監督の言葉からも伺える。この日の投球を「ロングを投げられる松本が繋いでくれたのがリズムに繋がった」と称えると「2イニング、3イニングと長いイニングでも投げてくれているし、いい調整をしてくれているのがこういう投球に繋がったと思う。今、本当に頼りになる中継ぎロングです」と信頼感を口にしている。