大谷翔平、初回は2奪三振無失点の立ち上がり 103年ぶり偉業へ、最速158キロ
本拠地マリナーズ戦で「2番・投手」で20度目のリアル二刀流
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、今季10勝目をかけて本拠地・マリナーズ戦で「2番・投手」で出場した。初回は2奪三振1安打無失点。フォーシームの最速は98.3マイル(約158.2キロ)。
ポストシーズン進出を狙うマリナーズとの対決。初回、先頭・クロフォードに10球目を右前打とされ、続くフランスを右飛。シーガーを98.2マイル(約158.0キロ)のフォーシームで空振り三振。ハニガーを見逃し三振に仕留めた。
前回投打同時出場した19日(同20日)の本拠地・アスレチックス戦では8回10奪三振5安打2失点と力投したものの、勝ち星はつかなかった。3度目の挑戦でメジャー4年目で初の2桁勝利を目指す。
勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打を達成する。ニグロリーグを含めると、1922年にブレット・ローガンが14勝&15本塁打をマークして以来99年ぶりのMLB記録となる。
試合前までリーグ3位の45本塁打。リーグの本塁打王争いでは46本のブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスを1本差で追っている。5試合ぶりの一発で追いつけるか。