大谷一問一答 “惨敗”エ軍へ偽らず本音「球団は好き。ただ、それ以上に勝ちたい」

10・4最終戦の登板は「体と相談して。どうなるか分からないかなと思います」

――6回で100球に近づいていた。まだまだ投げられる状態だったか。
「そうですね。8回までいくぐらいの気持ちで投げていたので。先発が一番長い回を投げるのが、勝ちになる確率が、チームが勝てる確率が高いと思うので。1回でも多く、1人でも多く投げた方がチームとしてトータルとして考えた時に勝ちやすくなるかなと思います」

――中6日なら最終戦で登板できる。
「体と相談して。今日も結構投げているので。まぁどうなるかは分からないかなと思います」

――MLB幹部は「大谷のプレーを見ればファンが増える」と話していた。子どもたちへメッセージがあれば。
「もちろん素晴らしい選手がたくさんいるので。見ていれば、いいプレーがたくさん見られますし。僕に限らず、いい選手のプレーを見て少しでもカッコいいなと思えば、それは好きになる要素として大きく関わってくると思うので。僕もプロ野球選手、メジャーリーガーをカッコいいなと思って始めたので。そう思ってもらえるように、頑張りたいなと思います」

――本塁打王を争うロイヤルズ・ペレス、ブルージェイズ・ゲレーロJr.への印象は。
「ペレス選手はオールスターでも(バッテリーを)組みましたし、人柄はゲレーロ選手もそうですけど、謙虚で素晴らしいプレーヤー。グラウンドの外でも謙虚で、人としても素晴らしいなという印象だったので。プレーヤーとしても刺激を受けていますし、打撃なんかは見ていても僕としても勉強になるところがたくさんあるので。いい刺激をもらって1年間野球が出来ているなと思います」

――プロを続ける限りは究極を目指したいと話していた。究極には近づいているか。
「日本で残った成績もそうですけど、実際にやっている時よりも後から振り返ってみた時の印象も違うので。現時点で、自分がどのくらいにいるというのは、なかなか分からないですし、考えることもあまりないですけど、そうなるように1日頑張りたいなと思っています。まだ残りちょっとあるので。1試合1試合、個人としてもチームとしても大事だなと思っているので、ベストを尽くしたいなと思っています」

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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