大谷翔平の契約延長の話し合いは? エ軍GM「メディアの前で話すつもりない」
ミナシアンGMは日頃から大谷とコミュニケーション「彼には闘争心がある」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは28日(日本時間29日)、大谷翔平投手が「球団は好き。ただ、それ以上に勝ちたい」と発言したことについて日本メディア向けの取材に応じた。「勝ちたいと思っている選手はたくさんいる。だから彼が勝利を欲していることをうれしく思う。プロのアスリートは勝ちたいと思うものだ」と語った。
今季から就任したミナシアンGM。大谷の“勝ちたい発言”については「プロの選手は闘争心がある。闘争心がなければプロ野球選手にはなれない。彼には闘争心があり、勝てるチームでプレーして勝利を味わいたいと思っている。それを私は責めたりしない。本当に勝ちたい選手が集まったチームを作ることに、私はワクワクしている」と続けた。大谷がFAとなるのは2023年オフだ。契約延長については「メディアの前でその話をするつもりはない」と話すにとどめた。
大谷とは日頃から直接コミュニケーションを取っているという。「テキストなどは使わない。私は直接話をしたいタイプの人間。イッペイも手伝ってくれるし、彼の英語は非常にうまい」。今季、チームはトラウト、レンドンら主力に故障者が続出した。このオフ、チームには大型補強が求められる。「怪我で今季プレーできなかった選手が復帰するのは大事なこと。トラウトやレンドンは本当に影響力がある選手。補強で誰を獲得しようと、彼ら2選手には活躍してもらう必要がある」と奮起を促した。
(Full-Count編集部)