ホークス松田、刻んできた300本の“熱男弾” 奇跡のVへ「僕もその一員になりたい」

ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

高々と舞い上がりテラスに着弾する松田らしい一発

■ソフトバンク 9ー0 西武(29日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が29日の西武戦(PayPayドーム)でプロ通算300号本塁打を達成した。史上44人目となる偉業を本拠地で成し遂げた熱男の本塁打ストーリーを振り返る。

 最近はスタメンを外れる機会が増えてきた松田だが、この日は「5番・三塁」でスタメン出場。3回の第2打席で浜屋が投じた高めのストレートを振り抜くと打球は高々と上がり左中間のホームランテラスへ。記念の一打は一気に5点差にする貴重な2ランとなった。

「試合に出られたり出られなかったりするけど、出た時には『いつも以上にやったろか』という思いはあるんでね。ここまでしっかり積み重ねてきて、この先の本数がどれくらいかはわからないけど、300本は本当にうれしいです」

 また、記念の一発も松田らしいテラス弾になったことについて「2015年に(テラスが)できてから、いかにしてそこに結びつけるかを練習している。ホームランはホームランですから。僕らしいなと思いますよ」と笑った。工藤公康監督も、試合の流れを大きく引き寄せるメモリアル弾を「ベンチのみんなが待ちに待ったホームラン。あれで一気に点差が広がってマルティネスにとってすごく勇気になったと思います」と称賛した。

シーズン3度のサヨナラ弾、鷹の祭典3試合連続など

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