大混戦のア・リーグWC争い、4チームに進出の可能性残る アストロズは西地区優勝

地区優勝を喜ぶアストロズのアルトゥーベ(右)とコレア【写真:AP】
地区優勝を喜ぶアストロズのアルトゥーベ(右)とコレア【写真:AP】

ナ・リーグはプレーオフ進出チーム決まる、残るは西地区の優勝争い

 米大リーグのプレーオフ(PO)進出争いが佳境を迎えている。最後まで激しい争いが続いているのがア・リーグのワイルドカード(WC)争いで、9月30日(日本時間10月1日)の試合が終わった時点で首位のヤンキースが2ゲーム差で先頭、レッドソックスとマリナーズがゲーム差なしで続き、さらにブルージェイズが1差で追う展開。残り3試合まで来て、4チームに進出可能性が残る。

 また、大谷翔平のエンゼルスと同じ西地区に所属するアストロズは、3-2でレイズを下し2年ぶり地区優勝を決めた。アストロズはワールドシリーズを制した2017年から3年連続で地区優勝。2019年のオフに発覚したサイン盗み騒動の影響か、昨季はWCでPOには進出したものの負け越していた。すでに東地区はレイズ、中地区はホワイトソックスが優勝を決めている。

 また、ナ・リーグはPO出場チームが確定した。東地区ではブレーブスが2位フィリーズとの直接対決を5-3で制し、4年連続の地区優勝を決めた。21回目の地区Vは史上最多となる。すでに中地区はブルワーズが優勝、西地区はドジャースとジャイアンツが激しく競り合っているものの、優勝できなかった方が勝率からWC1つ目の枠を占める。WC2つ目はカージナルスの進出が決まっている。

(Full-Count編集部)

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