今オフFAのエンゼルス右腕は再契約を希望か 滲ませる“チーム愛”「共に戦いたい」
33歳右腕は今季オリオールズから移籍、18試合登板で8勝をマーク
エンゼルスのアレックス・コブ投手は9月30日(日本時間10月1日)に敵地で行われたレンジャーズ戦に先発、5回を投げ7安打5奪三振5失点で降板した。オリオールズから移籍した今季、18試合登板で8勝3敗、防御率3.76の成績を残した右腕は今オフにFAを迎えるが、“エンゼルス愛”を滲ませている。
33歳のコブは今季2度負傷者リスト(IL)入りしたが、チームでは大谷翔平投手の9勝に次ぐ8勝をマーク。「スプリングトレーニングが始まった時に僕らが思い描いた通りの展開にはならなかったが、チャンスを得た選手たちが実力を発揮している。プレーオフ進出が絶たれた現在でも良い打席を送り、懸命な守備を見せている」とチームの現状を説明。エンゼルスとの再契約については次のように語った。
「チームも僕もお互いに敬意を持っているし、来季は共に戦いたいという思いを持っていることを理解している。まだ話はしていないが、僕としては(再契約となれば)本当に嬉しいことだよ。ジョー(マドン監督は)は初めてメジャーリーグでチャンスを与えてくれた人で、再びここでチャンスをもらった。彼のために投げるモチベーションがある。コーチ陣も素晴らしい。(ワイズ(投手コーチ)と過ごす時間も楽しんでいるよ」。レイズ時代に薫陶を受けたマドン監督の存在も大きいようで、再契約の思いを滲ませている。
(Full-Count編集部)