大谷翔平、イチロー以来の日本人MVPに期待 “イチ・メーター”エイミーさんは太鼓判
46号がエイミーさんの頭上を超え「うちのチームにいて欲しかったです(笑)」
マリナーズのイチロー氏を現役時代に「イチ・メーター」で応援したエイミー・フランツさんが3日(日本時間4日)、シアトルで行われたマリナーズ-エンゼルス戦を右翼席から生観戦した。マリナーズの今季本拠地全試合を観戦したという名物ファンが、エンゼルス・大谷翔平投手への思いを激白。2001年イチロー以来、日本勢2人目のMVP受賞に太鼓判を押した。
マリナーズファンの夢を打ち砕く大谷の先頭打者46号。右翼席最前列で見守ったエイミーさんの頭上を弾丸ライナーで超えていった。「うちのチームにいて欲しかったです(笑)。いい打球でしたね。エンゼルスにとっては良かったですが、マリナーズにとってはそうではありませんでした」と苦笑いを浮かべた。
今季、大谷は敵地・T-モバイルパークで3発をかっ飛ばした。4月30日に打球角度34度の8号ムーンショットに始まり、7月9日には右翼4階席に飛び込む超特大33号ソロ。そして、この日の初回先頭打者46号と、いずれもエイミーさんのいる右翼方向へ打ち込んだ。エイミーさんは「非常にいい選手です。これから長い間、ショウヘイ・オオタニのような選手を見ることはないかもしれません。あんな風に投げて打ってできるなんて」と目を丸くした。
投手で9勝を挙げ、打者としては46発。日本勢では2001年イチロー以来20年ぶりのMVP受賞に期待がかかる。イチロー氏の一挙手一投足に注目してきたエイミーさんも「MVP・大谷」に太鼓判を押した。