元DeNA助っ人はメジャーで首位打者獲得 プレーオフに挑むNPB経験者たちは?
中日で最優秀中継ぎ獲得したロドリゲスはヤンキースに
米大リーグのプレーオフ(PO)が、5日(日本時間6日)のア・リーグのワイルドカードゲームで開幕する。参加する全10チームのロースターには、懐かしい名前がいくつも。米国に戻って活躍する“元助っ人”の現況を追った。
5日に登場するレッドソックスには澤村拓一投手の他にも、NPB経験者がいる。ライアン・ブレイシア投手は2017年に広島で26試合に登板、2勝1敗1セーブを記録した。2018年にレッドソックス入りすると救援陣の一角としてタフな活躍を見せてきた。今季は5月に負傷者リスト(IL)入りしながらも9月に復帰、13試合で1勝1敗を記録している。
相手のヤンキースにはジョエリー・ロドリゲス投手がいる。2018年から2年間中日でプレー、2019年には64試合に投げリーグ最多の41ホールドを挙げた。2020年にレンジャーズで大リーグ復帰し、今季途中にヤンキースへ移籍。21試合で1勝0敗、防御率2.84と安定した投球を続ける。
この試合の勝者を待ち受ける東地区優勝のレイズには、JT・シャギワ投手がいる。昨年楽天で0勝3敗に終わったものの、今季はマリナーズ、レイズと渡り歩いてメジャー定着。レイズ移籍後は25試合で5勝1敗、防御率1.90と抜群の成績だ。
そして西地区優勝のアストロズには、ユリ・グリエル内野手がいる。2014年にDeNAでプレーし、62試合で打率.305を残した好打者は亡命を経てアストロズ入り。今季は打率.319でア・リーグ首位打者に輝いた。