“大谷翔平頼み”のエンゼルス、貢献度示す衝撃の数値に米複雑 「POに行けない理由」
チーム全体WARは22.3、そのうち大谷は9.0
エンゼルスの大谷翔平投手はメジャー4年目の今季は二刀流で歴史的なシーズンを過ごした。リーグ3位の46本塁打、投手としても9勝をマークしたが、米メディアは大谷がチームにもたらした“貢献度”に注目。大谷頼みのチームだったことが如実に現われることになった。
セイバーメトリクスの指標の一つである「WAR」。平均的な代替選手が出場した場合と比較して、その選手が出場した時にチームの勝利数をどれだけ増やすことができるかを示した指標だ。
エンゼルスのWARに注目したのがCBSスポーツのダニー・ビエッティ記者だった。自身のツイッターでは「今シーズンのショウヘイ・オオタニ:9.0WAR 今シーズンのエンゼルスチーム全体(大谷を除く)の合計:13.4WAR」と紹介した。
データサイト「ベースボール・リファレンス」によるとエンゼルスの全選手を含めたチーム全体は22.3だが、その中で大谷が断トツの9.0をマーク。次点でジャレド・ウォルシュの2.9であることから大谷の貢献度の高さが分かる。MVPを3度受賞し“天才”と称されるマイク・トラウト、昨季の打点王として期待されたアンソニー・レンドンら実力者が故障でシーズンを離脱したこともあるが投打の二刀流でフル回転した大谷がほぼ1人でチームに貢献したことになる。
この決定的な数字にファンも「辛い…」、「エンゼルスがプレーオフに行けない理由がここに」、「大谷君とその他みたいになっている」、「喜んでいいのか…」と複雑なコメントが多く寄せられていた。
(Full-Count編集部)