ロマン溢れる“高身長選手”は 令和の怪物に西武のエース、復活目指す右腕も
かつてのクローザーは手術からの復活へ
○オリックス・山崎颯一郎投手(5年目、23歳)
190センチ、90キロ
【1軍成績】
8試合1勝2敗、24奪三振、防御率4.36
【ファーム成績】
13試合1勝5敗、57奪三振、防御率3.34
高卒5年目の山崎颯は、山本由伸投手と同期入団だ。2年目のオフにはU-23W杯で最優秀防御率賞を獲得するなど将来が期待されたが、2019年8月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、オフに育成契約となった。長いリハビを経て、2020年10月に実戦復帰。同年12月に支配下復帰を勝ち取ると、2021年5月1日ソフトバンク戦でプロ初登板した。同期のエースに負けじとスター街道を歩めるか。
○日本ハム・石川直也投手(7年目、25歳)
192センチ、90キロ
今季登板なし
18年にはクローザーも務めた石川直は、将来の守護神候補として期待された。しかし、2020年夏にトミー・ジョン手術を決意。今季はリハビリに時間を充てたため、公式戦での登板はなかった驚異の奪三振能力を持つ25歳右腕は、手術を経てパワーアップした姿を見せられるだろうか。
○楽天・内星龍投手(1年目、19歳)
190センチ、88キロ
【ファーム成績】
2試合0勝0敗、0奪三振、防御率0.00
ルーキーイヤーの今季はファームで2試合の登板と、体力強化に取り組むシーズンとなった。1軍デビュー、そして憧れの山本由伸投手との投げ合い実現に向け、来季以降はファームでの実戦を重ねていきたい。
ロマン溢れる“大型”選手たち。彼らの成長曲線を楽しみに追いかけていきたい。