マジック点灯賭け投げ合った朗希&宮城 2年前の“あ~ん”が「可愛すぎ」
2019年のU18W杯出場メンバーが凄い! 今後さらにプロ入り続くか
14日のオリックス対ロッテは、両チームが優勝マジック点灯をかけての大一番だった。ここで先発マウンドに上がったのがロッテ・佐々木朗希とオリックス・宮城大弥の両投手。2人は2019年に韓国で行われたU18W杯で、ともに日本代表としてプレー。当時無邪気な笑顔で焼き肉を食べていた2人が、わずか2年でチームの浮沈を賭けて投げ合う存在となった。
仲良しの2人が収められた写真は、大会中の会食での一コマだ。宮城が今と変わらぬ笑顔で焼き肉を「あ~ん」する姿は、高校生らしい無邪気さに溢れている。さらに、写真には現在ヤクルトでプレーする奥川恭伸投手の姿も。3人とも、その年オフのドラフト会議で1位指名を受け、プロの世界に飛び込んだ。写真に収まったもう一人、習志野(千葉)から早大に進んだ飯塚脩人投手も、順調にいけば2年後のドラフト上位候補となるはずだ。
今季宮城はいずれもパ・リーグ2位の12勝、防御率2.55を記録し新人王も視界に収める。佐々木朗も3勝2敗、防御率2.51と大事に使われてきた育成方針が実を結びつつある。奥川もセ首位のヤクルトで先発陣の一角を占め9勝。14日の試合では佐々木朗が6回無失点、宮城が5回5失点と明暗が分かれたが“朗希世代”がこれからの球界を盛り上げてくれそうだ。