「おそらく史上最悪の誤審」 プレーオフ終わらせた判定にファン猛抗議「残酷だ」
プレーオフ最終戦で9回1点差、その時何が起きた?
■ドジャース 2ー1 ジャイアンツ(地区シリーズ・日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースには歓喜を、ジャイアンツには失望を呼んだ判定がファンの間で物議を醸している。「おそらく史上最悪の誤審だ」「残酷だ」「あの判定で試合を終わらせられるはずがない」と、怒りの声が殺到だ。
14日(日本時間15日)にサンフランシスコで行われた、ドジャースとジャイアンツのナ・リーグ地区優勝決定シリーズ第5戦でのこと。9回に2-1と勝ち越したドジャースはその裏、先発エースのシャーザーをマウンドに送った。2死一塁となり、ジャイアンツの打席にはフローレス。2ストライクからの3球目、スライダーにバットを出し、ハーフスイングを三振と判定され試合は終わった。ナ西地区を制したジャイアンツにとっては今季終了を意味した。
ところが動画で見ると、何とも微妙な判定。この場面の動画を、米放送局「NBCスポーツ」のジャイアンツ番アレックス・パブロビッチ記者がツイートすると、ファンからは「スイングしてないぞ」と怒りのコメントが。同地区のライバル球団が最終戦までシリーズを戦い、なお1点差という場面だったこともあって「素晴らしいシーズンとシリーズが最悪な終わり方をした」と残念がる声や、「審判は何の責任も取らないじゃないか!」「ロボット審判を使う時が来た」と審判の責任を問う声が上がっていた。