驚きすぎて「魂が抜けた」 いきなりベース到達の剛速球にファン「違法になるべき」
レッドソックスのイオバルディはクイックから100マイルを投げ込んだ
■Rソックス 9ー5 アストロズ(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間17日・ヒューストン)
速い球を投げようとすれば、大きく振りかぶって、反動を使うのが常道だ。ところがレッドソックスのネイサン・イオバルディ投手はクイックモーションから時速100マイル(約161キロ)を投げ込んでみせる。まるで奇跡のような1球にファンから「常軌を逸している」「魂が抜けた」「公平じゃない」と驚きの声が上がっている。
これは16日(日本時間17日)に行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦でのこと。3回無死走者なしの場面で、イオバルディが打席のマコーミックに投げ込んだ直球は時速100マイルを計時した。ボールは外角高めに決まり、マコーミックはタイミングの遅れた空振りで三振に倒れた。
この投球を「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで紹介すると、ファンからは半ば呆れたようなコメントが集まった。「どうやったら短縮したワインドアップで100マイル投げられるんだ?」「これはキャノンだ」「打つのは不可能」「違法になるべき」。想像を超えた1球だったことは共通しているようだ。