「これはピッチングのくしゃみ」 カクカク“珍投法”に驚き「なんて狂人なんだ」
ドジャースのケリーが珍投法からのナックルカーブで翻弄
■ブレーブス 3ー2 ドジャース(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間17日・アトランタ)
2段モーションの解禁で、打者のタイミングを外す様々な“珍投法”が生み出されるようになった。プレーオフの大舞台で、ドジャースのジョー・ケリー投手が繰り出したフォームには「これはピッチングのくしゃみと呼ばれていると思う」「なんて狂人なんだ」と驚きの声が集まった。
16日(日本時間17日)に行われたブレーブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦でのこと。同点の7回2死走者なしの場面で、ケリーは左足を1回、2回、3回引き上げようやく投球。打者のダーノウはモーションに騙されたのか、時速89マイル(約143.2キロ)で急激に落ちるナックルカーブの変化についていけなかったのか、大きくバランスを崩した空振りに終わった。
この場面を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「ジョー・ケリー、とんでもない89マイル(約143.2キロ)のナックルカーブ……とギクシャク動く足」と投稿すると、ファンからは様々な反応が。「この足の動きは何の意味もないけど、ナックルカーブはすごい」とボールの変化量に驚くものや、「ジョー・ケリーはやばい」「この男に神の恵みあれ」と、新たなスタイルを生んだことへの称賛が集まっていた。