笑顔貫いた斎藤佑樹が突然の号泣… 栗山監督との“やり取り”に「もらい泣きした」
2012年開幕投手で“監督1勝目”をプレゼント
今季限りで現役を引退する日本ハムの斎藤佑樹投手が17日、本拠地で行われたオリックス戦で引退試合を行った。打者1人に対して四球を与えて笑顔でマウンドを降りたが、三塁ベンチに戻り栗山監督にねぎらわれると大粒の涙をこぼした。これにはファンも「感動的だなあ」「栗山監督に声をかけられ、一気に涙が溢れ出す姿を見てもらい泣きしました」と多くの反響を呼んでいる。
プロ11年目、通算89度目の登板は福田に対して7球を投じ、結果は四球。ファンからの拍手を浴びて笑顔でマウンドを降りた。しかしベンチに戻り、栗山監督とグータッチを交わすと溢れるものがこらえきれない。言葉を掛けられ、最後は力強く肩を叩かれねぎらわれると、顔をタオルに当てて号泣した。
2012年、就任した栗山監督に開幕投手を託され、初白星をプレゼントしたのが当時2年目の斎藤だった。時が経ち、同じ年にユニホームを脱ぐ2人。パーソル パ・リーグTVの公式YouTubeチャンネルが「斎藤佑樹 ラスト登板は『笑顔のち涙』」として“最後の7球”と登板後の斎藤の勇姿を紹介。「斎藤佑樹さんと、栗山監督と、苦労を共にした人にしか解らない努力が沢山あったと思います」「栗山監督の最初は斎藤佑樹の勝利からで栗山監督の最後のシーズンに斎藤佑樹の引退ってなんかすごいな」「いい関係性だよね」と胸を打たれたファンも多かったようだ。